粒間腐食

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一種の電気化学的腐食で結晶粒間域が結晶の中心域より陽極性の物質を多く含んでいるときに起こりやすく、水分のあることが大きな要素となる。腐食は結晶粒間を貫通、又は結晶粒内部を通って進行する。
この種の腐食はALを含み不純物(Pb、Cd、Sn)の多い亜鉛合金などに発生しやすい。
防止法としてはMgの添加が有効である。

英訳:intergranular corrosion