ポスト

湯流れ解析によって、空気の巻き込みによる巣の体積は分かるのでしょうか? 充填率の違いによる巣の大きさの違いを知りたいので、体積で比較しようと思っています。

ポストプロセッサにおいて、空気部の消滅進行状況(air3d)を開いて頂き、タブ→→を使用頂くことで可能です。空気グループNo.、その要素数、体積が表示されます。ただし、本機能で求められた体積は充填率を考慮した値ではないため、実際よりも若干大...

製品内の各引け巣に対して体積を知りたいと思っております。引け巣量を数値で表示させたいのですが、どのようなファイルを出力し、どのような方法をすれば引け巣量を知ることができますか?

ポストプロセッサでvfs3dを開いて下さい。スケーリング値タブにおいて、変更→閉ループの表示→適用の順に選択して下さい。画面左側に引け巣の体積が表示されます。又、クリッピング機能を活用頂くと引け巣発生部位毎の体積表示も可能です。最終的な引け...

熱応力解析結果の主応力、ミーゼス応力はcasting部分の変形後、さらに残っている応力を示しているのですか。 それとも、変形しなかった場合に発生する応力を示しているのですか。

熱応力解析の主応力、ミーゼス応力は鋳物(鋳型)が変形する際の応力を示します。両結果とも残留応力を示すものではありませんのでご注意下さい。

金型温度解析の結果の見方で、固定・可動の金型の表面温度を調べたいのですが、PL(パーティングライン)面が凹凸の場合の金型の表面温度の見方を教えてください。

通常は金型全体の温度分布を示す.dmold3dをご覧になっているものと思われます。上記とは別に.dmolds3dという出力データがあります。本データは、金型表面要素の温度を鋳物表面に転写させた形で3次元的にご覧いただけます。また、各金型のP...

スリーブ解析を実行後、結果データをポストプロセッサで確認しようとしたところ、”許容メモリ量を超えました”とエラーメッセージが表示され強制終了しました。対処方法を教えてください。

結果データのうち、ベクトルデータ(.vel3d)は、通常より1.5倍程度メモリを消費するため、本現象が起きることがあります。それ以外のデータも含め、メモリ不足となった場合を考慮し、要素情報を間引いて取り込むオプションをご用意しております。【...

ポストプロセッサでバッチ処理を使用した際、途中でスケーリングレンジを変更しているのですが、設定どおりにスケーリング値が変更されません。原因を教えてください。

Scalingコマンドを2度記述している可能性があります。Scalingは1度目の記述でON、2度目の記述でOFFになります。2度目に記述されているScalingを削除すれば設定通り動作すると考えられます。

ポストプロセッサでグラフ表示を行なうと、決まった時間までの温度しか表示されません。 設定条件の注意事項などあれば教えてください。

ポストプロセッサのグラフ表示機能は、MicrosoftOfficeに倣い、表示点数の上限を32000点としております。データが32000点を超える場合は、点を間引いて32000点に収まるように再読み込みする様に改良しました。【エクセルでのデ...

空気の最大空気圧力の結果の見方ですが、標準圧力(1atm)に対する圧力比と考えてよいですか?

最大空気圧力は、標準圧力に対する比を表示しています。その部位で発生した過去最高の空気圧力を色分けして表示しています。

計測タブにて座標を指定すると、その位置の数値が表示されますが、時間履歴の取得を行いグラフを表示すると、数値の書き出しは行なえません。 計測データを外部ファイルに出力することは出来ませんか。

Ver.11からは、「計測」タブにて「時間履歴データの取得」をクリックすると、グラフ表示画面が表示されます。次にグラフ表示画面にて、「ファイル」-「エキスポート」を選択すると、CSV形式のファイルに出力することができます。

結果ファイルの凡例中にfsやfs crit.とありますが、これらは何を表しているのですか?

fs:固相率(0.0~1.0)を表します。fs crit:流動限界固相率を表します。凡例は下記内容になります。fs=0.0     湯温が液相線温度以上の状態0.0 < fs < fs crit 液体から流動限界固相率の間にある状態fs c...