ある美
ダイカストで使われるゲートにはどんな種類があるのかな?
メリット・デメリットなどと合わせて知りたいなぁ…。
こういった疑問に答えます。
よく使われるダイカストのゲート設定方法は、全部で5種類くらいしかありません。
今回の記事では、ゲートの種類について詳しく解説します!
【1】エンドゲート
エンドゲートは、最も一般的な湯口です。
ゲートが残るため、端面を加工する製品に採用されます。(加工と同時にゲート除去する)
【2】パッドゲート
パッドゲートは、端面が黒皮残りの製品に採用されます。
【3】スプリットゲート
スプリットゲートは、固定型と可動型の両側にキャビティの彫り込みがある製品に採用されます。
ゲートの接続部には後仕上げの軽減のためのリブを設置することが望ましいです。
【4】サイドゲート
サイドゲートは、側壁への溶湯直撃を嫌う製品に採用されます。
【5】スクープゲート
スクープゲートは、端面を加工する製品、且つ、薄肉製品で高速射出を必要とする場合に採用されます。
製品側壁に沿うよう、角度・設置場所を決める必要があります。
まとめ
アルミダイカストでよく使用されるゲート設定方法を5種類紹介してみました。
一通り目を通しておくと、製品の形状に合わせて良品が取れやすいゲート設定ができるようになります!
この記事が参考になれば嬉しいです!
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