【全部で5種類】ダイカストで使われるゲートを紹介します!

ダイカスト ゲート設定の種類を紹介 金型
ある美
ある美

ダイカストで使われるゲートにはどんな種類があるのかな?
メリット・デメリットなどと合わせて知りたいなぁ…。

こういった疑問に答えます。

よく使われるダイカストのゲート設定方法は、全部で5種類くらいしかありません。

今回の記事では、ゲートの種類について詳しく解説します!

ゲートのことをフィーダと呼ぶ場合があります。
本記事では、「ゲート」で統一して表記します。

この記事の著者
ある美

鋳造エンジニア。
年間50以上の鋳造部品の開発に関わっています!
製品開発から金型設計に加えて、現場改善まで行うスペシャリスト✨
専門:コールドチャンバーのアルミ合金ダイカスト

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【1】エンドゲート

エンドゲート
エンドゲート

エンドゲートは、最も一般的な湯口であす。

ゲートが残るため、端面を加工する製品に採用されます。(加工と同時にゲート除去する)

  • 寸法管理が容易でプレストリミングしやすい
  • ゲートが残るため、見栄えを損なう

【2】パッドゲート

パッドゲート
パッドゲート

パッドゲートは、端面が黒皮残りの製品に採用されます。

  • トリミングプレスしやすい
  • 溶湯の進入角度が小さくなるため、側壁の溶湯直撃部は注意を要する

【3】スプリットゲート

スプリットゲート
スプリットゲート

スプリットゲートは、固定型と可動型の両側にキャビティの彫り込みがある製品に採用されます。

  • 筒状製品や対称形状の充填バランスが良い
  • 溶湯が直撃する側壁には、焼付き・かじりの対策が必要

ゲートの接続部には後仕上げの軽減のためのリブを設置することが望ましいです。

【4】サイドゲート

サイドゲート
サイドゲート

サイドゲートは、側壁への溶湯直撃を嫌う製品に採用されます。

  • ゲート周辺は焼付き・かじりが起きにくい
  • プレストリミングでは湯口がきれいに除去しずらい

【5】スクープゲート

スクープゲート
スクープゲート

スクープゲートは、端面を加工する製品、且つ、薄肉製品で高速射出を必要とする場合に採用されます。

製品側壁に沿うよう、角度・設置場所を決める必要があります。

  • 薄肉製品や外観を気にする製品(意匠部品)で良品が取りやすい
  • ゲート残部高さのバラつきが大きくなる

まとめ

アルミダイカストでよく使用されるゲート設定方法を5種類紹介してみました。

一通り目を通しておくと、製品の形状に合わせて良品が取れやすいゲート設定ができるようになります!

この記事が参考になれば嬉しいです!

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