T-MAPにて、ADSTEFANの温度結果データを形状データ(FEM)にマッピングする方法(原理)はについて教えて下さい。

マッピング手法、メッシュの整合性および方案の取扱いについて纏めたものを下記に示します。

マッピング手法

FEM、FDM(ADSTEFAN)モデルの位置合わせをした上で、FEM節点の近隣のFDM点(セル中心)の平均値を設定します。

詳しく述べますと、ADSTEFANの温度値は格子(セル)の中心温度となっています。

これをFEMの節点にマッピングするには、座標から当該の節点位置に相当するADSTEFANの格子を検索して、その温度を周辺6節点に分配します。

ただし、その節点に隣接する格子の温度値も同様に分配することになりますので完全に内挿された格子であれば、6格子分の温度値を平均した温度となります。

当該節点が他材料との界面に位置した場合、参照する周辺の格子数が増減します。

位置情報に差異がある場合には、周辺の格子が見つからない場合があり、その場合には、更に外周の格子を探索する仕組みをとっています。

従来のマッピングツールは周辺の格子が見つからない場合には、マイナスの温度を設定しておりましたが、V2012でリリースした温度マッピングツールにおいては、解析のための初期温度をマッピングすることを最優先として、幾何的に多少矛盾があっても本ツールで補間する仕組みとしました。

よって、暗黙知ではありますが、幾何的要因で探索範囲が広がっても、FEMでの解析においてそれほど影響のない範囲で温度が分布する範囲が最大6層程度として処理しております。

FEM,FDMのメッシュの整合性

世界座標系において、FDM側がFEMモデルを包括している必要があります。

FEM節点が、FDM側モデルからはみ出た場合(しきい値:ADSTEFANメッシュ幅の20%)には、マッピングを除外する仕様となっています。

方案の有無について

FDM(ADSTEFAN)側が方案+製品、FEM側が製品のみであれば問題なくマッピングできます。

逆の場合は、上記(2)の規則に抵触するためマッピングできません。

【関連】 温度、マッピング、FEM

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